狙われる前に!誰でもできるワードプレスのセキュリティ対策&バックアップ方法 自動化で安心運営を実現

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「ワードプレスでブログやホームページを作ったけど、セキュリティって何をすればいいの?」
そんな不安を感じたことはありませんか?

今や世界中で使われているワードプレスは、便利な一方でサイバー攻撃の対象にもなりやすいツールです。とはいえ、難しい知識は必要ありません!この記事では、ワードプレス初心者でも簡単にできるセキュリティ対策と、自動バックアップの方法をやさしく解説します。

この記事を読めば、あなたのサイトをしっかり守れるようになりますよ!

目次

ワードプレスが狙われやすい理由とは?初心者にもわかる基本知識

ワードプレスってなに?なぜ人気?

ワードプレスは、ブログやホームページを作るための無料ソフトです。世界中で多くの人が使っていて、専門的な知識がなくても簡単にデザインを変えたり記事を書いたりできます。人気の理由は、テンプレートが豊富だったり、プラグインという便利な追加機能が使えたりするからです。特に初心者でも始めやすいので、日本でも企業や個人ブログ、ネットショップなど幅広く使われています。

ただ、人気があるということは「使っている人が多い=狙われやすい」ということでもあります。泥棒が人通りの多い通りを狙うのと同じで、ネット上でも使われているソフトが多いほど攻撃されるリスクが高くなるのです。

サイバー攻撃のターゲットになる理由

ワードプレスが攻撃されやすい理由はいくつかあります。まず、多くの人が使っているので、ハッカーにとって効率よく攻撃できるからです。次に、パスワードが弱かったり、古いバージョンのまま使っていたりと、守りがゆるいサイトも多いのが現実です。ハッカーは自動で何千ものサイトをスキャンして、弱点のあるものを探します。だからこそ、「自分のサイトは小さいから大丈夫」と思っていると危険なのです。

どんな被害が起こるの?

ワードプレスが攻撃されると、さまざまな被害が出ます。たとえば、サイトに変な広告が表示されたり、知らないうちにウイルスがばらまかれたりします。最悪の場合、サイトが完全に消されたり、個人情報が盗まれたりすることもあります。これがビジネスサイトだったら、お客さんの信頼を失う原因になりますし、検索エンジンからも表示されなくなることもあります。

まず最初にやるべき初期設定とは?

ワードプレスを使い始めたら、最初にやるべきことがあります。それは「セキュリティを強くする設定」です。まず、ユーザー名を「admin」のままにしないこと。これはハッカーに狙われやすい名前なので、違う名前に変更しましょう。そしてパスワードは、英数字や記号を混ぜた複雑なものにしてください。さらに、管理画面にアクセスできるURL(ログインページ)を変更するのも効果的です。

セキュリティ意識を高めるポイント

大事なのは、「自分のサイトは誰かに狙われる可能性がある」と考えることです。セキュリティの意識を持つことで、日々の小さな対策が大きなリスクを防いでくれます。難しく考える必要はありません。「定期的に更新する」「変な動きがないかチェックする」など、できることから始めるだけで大きく変わりますよ。

今すぐできる!ワードプレスの基本的なセキュリティ対策5選

ユーザー名とパスワードを強化する

ハッカーは、まずログイン情報を狙ってきます。特に「admin」や「test」など、ありがちなユーザー名はすぐに試されるのでNGです。自分だけが知っている名前や数字を組み合わせて設定しましょう。そしてパスワードは、「123456」や「password」といった簡単なものは絶対に避けてください。英語の大文字・小文字、数字、記号を組み合わせることで、より強いパスワードになります。

また、2段階認証を取り入れるのもおすすめです。これは、ログイン時にパスワードだけでなく、スマホなどで表示されたコードも入力する仕組みで、不正アクセスをかなり防げます。

ログインURLを変更する方法

ワードプレスのログインページは、初期状態では「https://あなたのドメイン/wp-login.php」や「/wp-admin」となっています。これは誰でも簡単にアクセスできてしまうため、ハッカーにとっても狙いやすいポイントです。そこで、プラグインを使ってこのURLを変更すると、安全性がグッと上がります。

「WPS Hide Login」というプラグインを使えば、管理画面のURLを自由に変更できます。たとえば、「/mylogin123」など、他人が予想しにくいURLにすることで、不正アクセスのリスクを減らせます。

プラグインでセキュリティを強化しよう

ワードプレスにはセキュリティ対策用のプラグインがたくさんあります。特に初心者におすすめなのが「All-in-One WP Security & Firewall」です。このプラグインは、ログイン制限、不審なアクセスのブロック、ファイアウォール機能など、いろんな守りを一つにまとめています。難しい設定はほとんどなく、ボタン一つで有効化できるのでとても便利です。

プラグインを選ぶときは、更新日が新しいか、レビュー評価が高いかもチェックしましょう。

WordPress本体とプラグインは常に最新に

セキュリティの穴(脆弱性)は、古いバージョンに多くあります。ワードプレス本体も、使っているプラグインやテーマも、定期的にアップデートが必要です。更新通知が来たら、必ずバックアップを取った上でアップデートしましょう。

更新しないままで放置すると、知らないうちにハッカーに侵入される可能性が高くなります。手動で更新するのが面倒な場合は、自動更新の設定をしておくと安心です。

コメントスパムを防ぐ設定とは?

ブログを運営していると、コメント欄に英語や怪しいリンクが貼られる「スパムコメント」が増えてきます。これを放っておくと、サイトの信頼性が下がったり、ウイルスサイトへ誘導されたりする危険があります。

おすすめは「Akismet Anti-Spam」というプラグインです。自動でスパムコメントをフィルターにかけてくれるので、管理がとても楽になります。また、コメント欄の設定で「手動承認」にしておくことで、不審なコメントが勝手に表示されないようにできます。

バックアップは命綱!初心者でもできる自動化のやり方

なぜバックアップが必要なの?

バックアップとは、自分のサイトの内容を「もしもの時」に備えて保存しておくことです。ワードプレスで作ったブログやホームページも、ハッキングやエラー、間違って削除した時などに、全部消えてしまう可能性があります。そんなときにバックアップがあれば、すぐに元に戻すことができます。

例えば、突然ログインできなくなったり、ページが真っ白になったりすることがあります。こうしたトラブルの原因は、プラグインの不具合や外部からの攻撃などさまざまです。どんなに対策していても、100%安全とは言えません。だからこそ、「何かあったときに戻せる仕組み=バックアップ」は、サイト運営においてとても大切なのです。

特にビジネスで使っているサイトなら、データが消えることは売上や信頼を大きく失うことにつながります。そうならないためにも、日ごろから定期的なバックアップを習慣にしておくことが必要です。

無料で使えるおすすめバックアッププラグイン

ワードプレスには、便利なバックアップ用のプラグインがあります。中でもおすすめなのが「UpdraftPlus(アップドラフトプラス)」です。このプラグインは無料で使えて、しかも操作がとても簡単です。ワンクリックでバックアップが取れて、自動で保存もしてくれるので、初心者でも安心して使えます。

他にも「BackWPup(バックダブルピーユーピー)」という人気のプラグインもあります。これも無料版があり、定期的なバックアップを自動でスケジュールできる便利な機能がついています。

どちらのプラグインも、バックアップしたデータをクラウド(Google DriveやDropboxなど)に保存できるので、万が一サーバーが壊れても安心です。

自動バックアップの設定方法を解説

ここでは「UpdraftPlus」を例に、自動バックアップの設定方法を紹介します。

  1. ワードプレスの管理画面から「プラグイン → 新規追加」で「UpdraftPlus」と検索し、インストールして有効化します。
  2. 「設定 → UpdraftPlus バックアップ」をクリックします。
  3. 「ファイルのバックアップスケジュール」と「データベースのバックアップスケジュール」を設定しましょう。例えば「毎週」など、自分の更新頻度に合わせて選びます。
  4. 「保存先を選択」でGoogle DriveやDropboxなど、保存するクラウドサービスを選びます。
  5. 最後に「変更を保存」をクリックすれば、自動バックアップの設定は完了です。

たったこれだけで、定期的に自動でバックアップを取ってくれるので、安心して運営できます。

バックアップデータの保存場所はどこがいい?

バックアップを取った後、そのデータを「どこに保存するか」もとても大切です。おすすめは、クラウドストレージを使うことです。例えばGoogle Drive、Dropbox、OneDriveなどは無料でも一定の容量が使えます。これらに保存しておけば、サーバーに問題が起きてもデータが消える心配がありません。

逆に、ワードプレスと同じサーバーに保存すると、サーバーが壊れたときにバックアップごと失う危険があります。パソコンにも保存しておくと二重の安心ですが、クラウドと併用するのが一番確実です。

データが大きくなってくると、保存容量にも注意が必要です。古いバックアップを削除する機能もあるので、定期的に整理するのもポイントです。

復元方法も事前に確認しておこう

バックアップを取るだけで安心してはいけません。もしもの時に「どうやって元に戻すか(復元)」を事前に確認しておくことが大切です。

「UpdraftPlus」では、復元もとても簡単です。管理画面の「既存のバックアップ」から復元したい日付を選んで「復元」ボタンを押すだけです。数分で元の状態に戻すことができます。

ただし、テーマやプラグインのバージョンによってはうまく復元できない場合もあるので、一度テストで復元を試しておくのがおすすめです。

サイトが壊れてから慌てて対応するのではなく、前もって手順を理解しておくことで、落ち着いて対処できますよ。

セキュリティとバックアップを同時に強化できるおすすめプラグイン

All-in-One WP Security & Firewallとは?

「All-in-One WP Security & Firewall(オールインワンWPセキュリティ&ファイアウォール)」は、その名のとおり、ワードプレスのセキュリティ対策をまとめて行えるとても便利なプラグインです。特に初心者にもわかりやすい日本語対応の管理画面があり、設定の難しさを感じることなく使えます。

主な機能には以下のようなものがあります:

  • ログイン試行回数の制限(ブルートフォース攻撃対策)
  • ユーザー登録スパムのブロック
  • ファイルの変更監視
  • ファイアウォール(不審なアクセスのブロック)
  • データベースのバックアップ機能

このプラグインの良いところは、「セキュリティ状態がスコアで見える化」されている点です。どの対策がまだ不十分かがすぐにわかるので、順番に対策を進めやすいです。

初心者から中級者まで広く使われていて、無料でここまで高機能なのはとても心強い存在です。

UpdraftPlusでバックアップも簡単

前の章でも紹介した「UpdraftPlus」は、バックアップ専門のプラグインですが、実は一部の有料機能を使うことで、セキュリティ強化にもつながる使い方ができます。例えば、自動スケジュール機能や、バックアップ完了後にメールで通知が届く設定は、万が一の不正な動きがあったときにすぐ気づく助けになります。

また、クラウドストレージとの連携で、バックアップデータを外部に保存できる点も、サーバー攻撃やマルウェア感染時のリスク回避になります。

セキュリティ専門ではないものの、バックアップからの復元がしっかりできれば「サイトが壊されてもすぐ元に戻せる」=実質的な防御にもなるのです。

iThemes Securityのメリット

「iThemes Security(アイテーマズ・セキュリティ)」は、アメリカを中心に多くのユーザーがいる人気のセキュリティプラグインです。無料版でも約30種類のセキュリティ対策が可能で、特に以下のような機能が評価されています:

  • 二段階認証(2FA)でログイン強化
  • 悪意のあるログイン試行のブロック
  • 管理ページへのアクセス制限
  • セキュリティレポートの送信
  • データベースの定期バックアップ(Pro版)

直感的なインターフェースで使いやすく、推奨設定がワンクリックで適用できるのも大きなメリットです。ただし一部機能は有料版のみとなっているので、自分のサイト規模や必要な対策によって選ぶのがポイントです。

無料版でも十分な保護力があるので、セキュリティを強化したいけど何から始めたらいいかわからない、という人にピッタリです。

プラグイン同士の相性に注意

プラグインは便利なものですが、入れすぎたり、似た機能のものを複数使ったりすると、トラブルの原因になります。特にセキュリティやバックアップ系のプラグインは、同じ種類の機能がぶつかるとエラーや表示不具合を起こすことがあります。

たとえば、「iThemes Security」と「All-in-One WP Security」を同時に使うと、ログイン保護機能が重複してログインできなくなることがあります。バックアップ系も同様で、保存場所の設定ミスやスケジュールの重複が起こることも。

一番良いのは「セキュリティはこの1つ、バックアップはこの1つ」と決めて、必要な機能だけに絞ること。プラグインの説明やレビューを読んで、自分のサイトに合ったものを選ぶようにしましょう。

プラグイン導入時のチェックポイント

プラグインをインストールするときは、次の4つのポイントを必ず確認しましょう。

  1. 更新日が最近か:古いままだとセキュリティに弱点が残っている可能性があります。
  2. WordPressの最新バージョンに対応しているか:バージョン不一致は不具合の原因になります。
  3. インストール数が多く、評価が高いか:信頼できるかどうかの判断材料になります。
  4. サポートがあるか:何か問題があったときに対応してくれるかどうかも大切です。

これらのポイントを確認することで、安全で安心なプラグイン導入ができます。新しい機能に目を引かれがちですが、「安全かどうか」を第一に考えましょう。

日々の運営で気をつけたい!習慣にしたい5つのポイント

定期的に管理画面をチェックしよう

ワードプレスのサイトを安全に保つためには、管理画面を定期的にチェックする習慣が大切です。これは、家の戸締まりを毎日確認するのと同じくらい大事なことです。毎日とは言わなくても、少なくとも週に1〜2回はログインして、更新の通知や不審な表示がないかを確認しましょう。

特に確認したいのは以下のようなポイントです:

  • プラグインやテーマの更新通知があるか?
  • コメントに怪しい投稿がないか?
  • ダッシュボードに警告メッセージが表示されていないか?
  • いつもと違う表示や動作になっていないか?

サイトは放っておくと、更新忘れやスパム攻撃のターゲットになりやすくなります。小さな異変に早く気づけるように、こまめなチェックを習慣にしましょう。

不審な動きがないかログを確認

多くのセキュリティプラグインには、「ログ機能」というものがあります。これは、誰がいつログインしたか、どんな操作をしたか、どこからアクセスしてきたかなどを記録する機能です。

ログをチェックすると、次のような不正な動きに気づくことができます:

  • 自分が使っていない時間帯にログインがあった
  • 短時間に何十回もログイン失敗があった
  • 海外からのアクセスが急増している

こうした異常が見つかったら、すぐにパスワードを変更したり、アクセス制限をかけたりして対応する必要があります。特に「All-in-One WP Security」などのプラグインは、視覚的にわかりやすいログ画面があるので、初心者でも確認しやすいです。

「毎週1回ログを見る」など、習慣化しておくと安心ですよ。

不要なテーマやプラグインは削除

ワードプレスには、テーマやプラグインを簡単に追加できますが、使っていないものをそのまま放置していると、セキュリティの穴になってしまいます。たとえば、古いプラグインにバグや脆弱性(ぜいじゃくせい)が見つかっても、更新されないままだと、そこからハッカーに侵入されることがあります。

ですから、使っていないテーマやプラグインは「無効化」だけでなく、削除することが大切です。

やり方は簡単で、管理画面の「プラグイン」や「外観」から、不要なものを選んで削除するだけ。整理整頓と同じで、使わないものを片づけることで、安全性とスピードもアップします。

また、テーマやプラグインはなるべく信頼できる提供元のものを使いましょう。知らない制作者のものや、レビューが少ないものは避けるのが安全です。

管理者ユーザーは1人にしよう

ワードプレスでは複数のユーザーを作ることができますが、「管理者権限」は基本的に1人にしておくのが安全です。管理者はすべての操作ができるため、もし悪意のあるユーザーやハッカーが管理者権限を持ってしまうと、サイト全体が乗っ取られるリスクがあります。

もし家族やスタッフなど複数人で運営する場合でも、「編集者」「投稿者」などの必要な権限だけを与えるのが理想です。

また、過去に使っていたユーザーで、もう使っていないものがある場合は削除しましょう。特に「admin」や「test」などの一般的な名前のユーザーは狙われやすいので、残っていたら要注意です。

ユーザー管理もセキュリティ対策の一部です。1つずつ見直しておくと安心ですよ。

毎月のバックアップ確認とテスト復元

自動バックアップを設定していても、ちゃんと機能しているかを定期的にチェックする必要があります。バックアップが取れていなかったり、復元できなかったら意味がありません。そこで、「月に1回」はバックアップファイルが保存されているかを確認し、できればテスト復元もしてみましょう。

テスト復元は、本番サイトではなく、テスト用サイトやローカル環境で試すのが安全です。もしその準備が難しい場合は、バックアップの日時やファイルサイズを確認するだけでもOKです。

また、保存先(Google DriveやDropbox)に十分な容量が残っているかも確認しましょう。容量オーバーで保存に失敗していた、というトラブルも意外と多いです。

定期的な確認を習慣にすれば、「いざという時に困らない」強いサイト運営ができますよ。

【保存版】ワードプレス運営で絶対にやるべきセキュリティと自動バックアップの全手順まとめ

ワードプレスは便利で人気の高いホームページ作成ツールですが、使っている人が多い分、ハッカーに狙われやすい一面もあります。しかし、きちんとしたセキュリティ対策とバックアップを行えば、安全に使い続けることができます。

今回の記事では、初心者の方でもすぐに実践できる対策をわかりやすく紹介しました。特に、ログイン情報の強化、信頼できるプラグインの活用、自動バックアップの設定などは、簡単かつ効果の高い方法です。

また、毎日の運営の中で「確認する習慣」を持つことが、最終的には大きなトラブルを防ぐことにもつながります。

ワードプレスは、正しく守っていけばとても頼もしいツールです。ぜひこの記事を参考に、自分のサイトを安全で快適な空間にしていきましょう!